更新2015.09.12

                      伝えていきたい 食と日本の文化(五節供)

 本文は小店の発行した小冊子より当ページのために抜粋したものである 

               

                  五節供(句)について

 現在は五節『句』と書くが、正しくは『節』‥ふしめに『供』‥そなえる、五節供である。五節供が定められたのは江戸時代の初期。奇数月の重なり日となっているのは、中国では奇数が陽数として縁起が良いとされており、それゆえにお祓いをしたところからである。

      1月7日  人日 じんじつ 七種〈ななくさ〉の節供

      3月3日  上巳 じょうし 桃の節供

      5月5日  端午 たんご  菖蒲の節供

      7月7日  七夕 たなばた

      9月9日  重陽 ちょうよう

  ※ 1月1日の元日が入らないのは、平安時代からの宮中行事の三節会、五節会としての存在であろう。


               

                  新暦と旧暦について

 ここでどうしても新旧の暦について書いておかねばない。明治維新後、暦法が今までの太陰太陽暦から西洋の使用する太陽歴に切り替えられた。明治5年(1872)12月3日を新暦の明治6年1月1日としたのである。

 地方によっては今でも旧暦や月遅れで節供をするところが多い。例えば、東北地方の谷地の雛祭り、仙台の七夕など。お盆などは全国的に旧暦である。

 五節供が江戸時代に旧暦でつくられた(その原形の多くは平安時代)ということは、現在の新暦での約1カ月前倒しは天候やそれぞれ季節の収穫物を供えるには不都合なものがあって当然である。したがって五節供は旧暦で考えると理解しやすい。


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