日 時
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平成30年10月12日(金) 13時30分〜15時30分
※スタッフ集合12時30分 |
場 所
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栃木県立博物館講堂 |
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宮のにぎわい 山車復活プロジェクト
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共 催
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栃木県立博物館 |
出席者
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藤原宏史 斎藤公則 大貫 裕 柏村祐司 池田貞夫 湯本実成
若松豊明 田巻秀樹 檜山昌彦 若林功治◎記録 |
受講者
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102名
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配布資料
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講演次第(MEMO)、アンケート用紙、柏村レジュメ、池田レジュメ、宇都宮城内外図、宇都宮江戸時代歩き地図、宇都宮城址まつり伝統文化と歴史の祭典チラシ、藤原秀郷展(県博)
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特別配布
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藤原秀郷展招待状、博物館当日無料入場(券無し入場許可)※館長の計らいにて |
準備資料
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受付簿、タイムスケジュール |
販 売
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絵巻21冊(売上42,000円) |
1. 開会 司会進行 檜山昌彦
2. 主催者挨拶 宮のにぎわい 山車復活プロジェクト 会長 藤原宏史
3.共催者挨拶 栃木県立博物館 館長 斉藤宏夫
4. 講演 「尾家所蔵二荒山神社祭礼絵巻について」 講師 柏村祐司
5. 休憩
6. 講演 「付け祭りにおける山車・屋台等の巡行について」 講師 池田貞夫
7. 質疑応答
(1) 山車や屋台というものが作られるきっかけとなったものは何なのか
- 飢饉や天然痘などの災害を治めるためと書かれている
- 今でいうところの五穀豊穣、無病息災といったもの
- 昭和40年以前は食糧供給が安定していなかったのも背景
- 山車・屋台が江戸で流行っていたこともある
- 江戸初期は金がなかったが、中期以降は宇都宮の商人が裕福に
- 商人が金を出すことで山車祭りを行ったのが宇都宮
- 地方では農民が金を出し合って祭りを行った
(2) 弘化4年に小門町が不参加な理由は何
- わからない
- 絵巻には「江野町」記載されているが詳細不明
- 当時の祭りは全ての町内が出ているというものではない
- 文化文政年間も全部の町内が出ているという年はないと思う
- 推測されるのは、幕府からの節約令に従ったというもの
- 当時は祭りに対する制約が多く出た
- 彩色屋台から白木屋台になったのもそれ
- 山あげ祭りも歌舞伎→所作事→踊りというように変化させられた
(3) 弘化4年の祭りは盛大だが、何かあったのか?
- わからない
- 弘化年間は江戸でも祭りが盛んであったのは確か
(4) 祭りは江戸から来たというが、宇都宮だけで赤熊が発展した理由は?
- 宇都宮の付け祭りは日野町の火災が早期鎮火した事を感謝したのがはじまり
- 赤熊は被り物だが、火除けというか魔除けの意味合いも強い
- 当時は火事が多かったのも原因かもしれない
- その前は手で持ち歩く剣赤熊もあり、それが山車へと発展した可能性もある
(5) 赤熊は中国の動物ヤクの毛で作られたというが、宇都宮でどうやって入手したのか
- 宇都宮の山車で使われる赤熊は麻を染めた物でヤクの毛ではない
8. 閉会
9. アンケート
- 祭礼絵巻の概要について簡潔に述べられていて分かり易かった
- 1つ1つの山車等についての説明があり、良くわかった
- 細かく説明してくれ、気付かなかったことを教えていただき大変勉強になった
- 江戸と同じように盛大に行った事も教えていただき、大変勉強になった
- 新しい話が聞けて勉強になった
- 母(故人)の親戚が崎尾家で、生前もっと話を聞いておけばよかったと後悔してる
- 娘が小門町のお囃子を習っていたので懐かしかった。※休憩時間に小門町のお囃子が流れて
- 大湯祭礼について理解できた
- 神領や神職の存在も今日まで知りませんでした
- 当時の祭りの大きさや、氏子の心意気を感じられるようでした
- 購入した本をじっくり読み返えします
- 二荒山神社への理解を深めることができた
- なぜ大湯祭が菊水祭になったのかを教えてもらいたかった(菊水町と関係?)。
- 二荒山神社の歴史を知る機会に感謝します
- 講師の方々の御努力で後世に残っていくこと、有り難く思う
- 宇都宮で生まれ育って各行事に参加していながら歴史は全く知りませんでした
- 宇都宮を代表する先生の素晴らしい超一流の話を聞けて感激です
- 山車の巡行を間を遡り実際に見られたら凄いだろうなと思いました
- 新しい話が聞けて、興味UP!
- スライドで写真など見せてくれたが、配布プリントで欲しかった
- 明治以前の宇都宮二荒山神社と日光二荒山神社と町との関わりが勉強できた
- 神仏混合のことは思いが至らず、目が覚める思いでした
- 宇都宮に限らず、周辺の屋台、山車、天棚の行事あれば告知してほしい。
- 江戸のにぎわいを感じることができた
- 為政者がいわれある町名を簡単に無くしてしまったのが残念
- 市政を預かる人にお願い、もっと文化を大切にしてください
- 火焔太鼓の復活プロジェクト、素晴らしい事業だったと思っています
- 柏村&池田が軽妙な語り口でわかりやすかった
- 宇都宮の祭文化の華やかさ素晴らしさに胸が躍る思い
- 歴史文化の継承は大切と誰もが考えるところだが、実際は難しい
- 自分も文化継承について出来ることを考えたい。
無事に出版記念講習会が終了しました。
皆様ありがとうございました。
受講者102名(運営者含まず)