更新 2015.9.12
  人日(じんじつ)  1月7日       
                 七種粥(ななくさがゆ)
 中国から伝わり、平安時代から宮中で行われていたもので、正月の人の日であったことから人日と呼ばれていた。7日は通俗的に正月の終わりで、七日正月の祝いとして七種粥は行われた。6日に

若菜(春の七種)を摘み、
 
芹(せり) なずな ‥‥‥ペンペングサ

御形(おぎょう、ごぎょう)‥‥‥ハハコグサ
はこべら‥‥‥ハコベ
仏の座(ほとけのざ)‥‥‥キク科のタビラコ
すずな‥‥‥カブ
すずしろ‥‥‥大根                         
  7日の朝に刻み、粥を炊きあげる。                    
  ※刻み方は七種叩きといって、七種をまな板にのせ包丁で1種を7回ずつ[7×7]49回行う。※近年はこの時期になると八百屋で7種を入手できるようになったが、大根、ほうれん草、小松菜、芹など手短なもので十分である。

               【7拍子の囃子詞】

  “七種なずな、唐土の鳥が 日本の土地に 渡らぬ先に”
※唐土は中国のこと。鳥は農作物を食い荒らすため一年の初めに追い払っておくお呪いでもある。

              七種粥は神前、祖霊に供え無病息災を祈り食する。

 この風習は元旦から雑煮やお節の食べ過ぎ、飲み過ぎによる胃腸の疲れを休め、春の光を待ちわびて芽吹く緑黄色野菜のカロチンやビタミンの栄養といろいろな薬効を体に取り入れる先人の優れた知恵である。

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